フリーアドレスとオフィス収納の関係について
こんにちは!
石川県金沢市に本社を置き、石川県でのオフィスづくりのサポートをしている石川金沢オフィスづくり.comです。石川金沢オフィスづくりでは、オフィス内装工事やオフィスのレイアウト設計、オフィス移転など、あらゆるオフィスづくりに対応しております。
今回は、【フリーアドレスとオフィス収納の関係について】をご紹介したいと思います。

フリーアドレスとオフィス収納の密接な関係

私たちはこれまでにいくつもの企業様のフリーアドレス支援をおこなってきました。
フリーアドレス制に踏み切るのは経営者の覚悟と実践する社員の努力が欠かせません。
フリーアドレス制を採用することで、オフィス収納は「個人の収納スペース」と「共用収納スペース」の重要性が高まり、柔軟で効率的な収納管理が求められる点が、固定席との大きな違いです。
以下にポイントを絞って、さらに詳しく説明していきます。
① 個人の収納スペースの見直し

これまでのクライアント様の中で、フリーアドレスに踏み切りたい理由の一つとして聞かれるのが、
「個人の縄張り意識を無くしたい」
というご意見です。
縄張りというのは、固定席では私物が溢れ、どんどんと机上や足元に物が積みあがっていき、自分だけ快適なスペースが出来上がってしまうことを指します。中には、積みあがった資料や物のおかげで周囲や上司の目を気にせず仕事ができるいう社員様のお声もありました。
しかし、傍から見れば、整理整頓がされていない雑多なオフィスという印象を受けます。
フリーアドレス環境では、個々のデスクが固定されていないため、私物を自席に溜めこむ習慣を無くすことができます。私物は基本的に個人ロッカーに収納し、必要な物だけを持って、その日自分が座る席で作業を行います。個人の持ち物をすっきりと収納できる場所を提供することで、社員はデスクを自由に使うことができ、同時にオフィス全体が整理整頓されます。
② 共用収納スペースの効率化

フリーアドレスでは、社員が席を自由に選ぶため、共用の収納スペースが重要になります。
共用収納スペースの効率化においては、ペーパーレスが密接に関わってきます。収納スペースの確保もさながら、まずは本当に必要な書類を仕分け、削減することが最も重要です。厳選された書類の量に対して、適切なサイズの収納キャビネットやシェルフを設置することで、オフィスのスペース全体をさらに有効活用することができます。
特にカタログはかさ張るので、必要な冊数を決めて共用の本棚などに収納するのがオススメです。
③ モバイル収納の導入

フリーアドレスを導入する際、社員は自分の持ち物を移動させることが多くなります。そのため、モバイル収納(キャスター付きの収納ボックスやワゴン)を取り入れると便利です。社員は自分のアイテムを移動させて必要な時に席を占有し、他の席に移る際にも持ち運べる収納を使うことで快適に利用できます。
文房具は持ち運び可能なトレーやワゴンに入れて保管すると◎。
前述にもあるように、モバイル収納かつ共用にすることでオフィス全体の物量が減り、さらにオフィスがすっきりとした印象となります。
④ 収納の柔軟性
フリーアドレスのオフィスでは、モジュール化されたシェルフやキャビネットが重宝します。必要に応じてパーツを増減したり、配置を変更できるようにすることで、社員の増減に応じてオフィスのレイアウトが変わっても適応できます。
⑤ 整頓された環境の維持するためのルール決め

フリーアドレス環境では、個人の収納スペースが限られている分、整頓された環境を維持するために共通認識のルールを定めることが大切です。
例えば、「机や床の上には自分のカバンを置かず、必ずデスクのフックにカバンを掛ける」や、「共用のカタログを持ち出す際は社員全員に共有する」など、全員が共通認識しているルールを定め、規律を守ることで、社員全員が快適に日々の作業を行うことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
フリーアドレスは社員全員の覚悟と努力が必要ですが、固定席を取っ払うことで自然とコミュニケーションが生まれたり、書類の大幅な削減につながる、綺麗で快適なオフィスで仕事ができるなど、メリットが沢山あります。
フリーアドレスを迷っていらっしゃる方、自分たちだけではなかなか上手くいかない…という方は、是非私たちに一度ご相談ください。
石川金沢オフィスづくり.comは、石川県金沢市で1936年に創業し、60年以上オフィスづくりのお手伝いをしており、オフィス内装工事、オフィスレイアウト設計、オフィス移転、 パーテーション工事、OAフロア工事など、オフィスづくりに一括対応しています。
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