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オフィス内装工事
オフィスの音問題(音漏れ・騒音・反響)の原因と解決策

こんにちは!

石川県金沢市に本社を置き、石川県全体のオフィスづくりのサポートをしている石川金沢オフィスづくり.comです。

最近は「オフィス内の音漏れ、騒音、反響が気になるので対策をしたい」という相談が増えています。

会議室や応接室、社長室といった機密情報を話すスペースの音漏れは信用に関わります。

また、執務室で周囲の音が気になって集中できないという声もよく聞きます。

Web会議の増加やフリーアドレスのオフィスが増えたことが、執務室の音問題増加の原因でしょう。

安心して、快適に、効率よく働くことができる環境を整えるためには、音問題への対応が必要です。

オフィスの音問題の原因は様々で、原因によって実施すべき対策も異なります。

今回はオフィスの音問題とその解決策について解説をしていきます。

オフィスの音問題の対策をすべき理由

① 顧客の機密情報を守り信用を得るため

会議室・応接室での顧客との会話内容が音漏れして、無関係な社員・来客者に聞こえてしまう環境では

安心して打ち合わせや商談をすることができません。顧客からの信用を失ってしまいます。

② 配慮が必要な社内情報を拡散しないため

社内では賞与査定やキャリア面談、人間関係に関する相談、持病の相談といった

全社員に伝わることが適切ではない情報のやり取りも行われます。

こういった情報が漏れ聞こえてしまう環境は、相談をしにくくする、社内不和を生む、

といった悪影響に繋がります。

③ 騒音による社員の集中力低下を防ぐため

同僚の会話や電話、Web会議の音が気になり、集中して業務ができないという相談は多いです。

周りで様々な音がすると集中を妨げ、社員のパフォーマンスを下げてしまいます。

Web会議を快適に行ため

最近では、取引先や拠点の離れた同僚との打ち合わせでWeb会議を利用することが増えてきました。

しかし、周囲の雑音や反響音などの問題があると、会議品質が下がってしまいます。

オフィスの音問題の原因

① 音漏れ

音漏れによって会議室から機密性の高い情報が、執務室や隣接する会議室に聞こえてしまいます。

音漏れの原因は様々です。壁の吸音性能、ドアの隙間、欄間からの音漏れ、床・天井など

音漏れは様々な場所から発生します。

② 騒音

執務スペースでの会話やWeb会議、電話が、社員の集中を妨げる要因になります。

③ 音の反響

音が壁や天井に反射を繰り返すことで反響してしまい、Web会議や電話の音声が聞きづらくなります。

オフィスの音問題の対策

オフィスの音漏れ、騒音、反響への対策を紹介していきます。

前述したようにオフィスの音問題には様々な原因があります。原因に合った対策をすることが重要です。

対策① 壁やドアの隙間や欄間を埋める

会議室・来客室を間仕切りしているパーテーションパネルとオフィス躯体の壁の間の隙間や、

オープンになっている欄間が音漏れの原因になっています。隙間を埋める対策をとります。

また、ドアの隙間も音漏れの原因になります。隙間を埋めた遮音ドアに交換することで対策できます。

ドアの隙間を埋めるパッキンやテープで安価に対策することもできます。

対策② パーテーションパネルに吸音材を詰める

パーテーションパネルで会議室を間仕切りしている場合に可能な対策です。

パーテーションパネル内部の隙間に吸音材を充填することで吸音性能を高めることができます。

対策③ 会議スペースを新設する

ミーティングできるスペースが足りていなく、

執務スペースで打ち合わせが行われることが騒音問題の原因になっている場合は、

会議スペースをオフィスに新設することを検討します。

パーテーション工事や造作壁工事で個室を新設することや、

吸音パネルで囲んだ半個室ミーティングスペースを新設することが考えられます。

対策④ 吸音パネルを設置する

吸音パネルは、壁やパーテーションパネルに設置する吸音素材のパネルです。

施工業者に依頼することなく、マグネットなどで簡単に設置ができます。

設置することで会議室や応接室の反響を軽減することができます。

対策⑤ Web会議ブースを設置する

執務室でWeb会議をすることが騒音問題の原因となっている場合は、

Web会議ブースを設置することが対策として挙げられます。

周囲の同僚は業務に集中でき、Web会議をする側も周囲の音を気にせず快適に会議ができます。

対策⑥ 天井や床の空洞部分を埋める

隙間無く間仕切りをしている個室であるにも関わらず、音が漏れる場合は、

空洞になっている天井を伝った音漏れや、OAフロアの空洞部分を伝った音漏れが原因かもしれません。

天井や床の空洞部分を埋めることで音対策はできますが、大きな費用がかかります。

対策⑦ マスキング音やBGMを流す

サウンドマスキングシステムをオフィスに導入して、

マスキング音という雑音をあえて流すことで、騒音や音漏れを聞こえにくくすることが可能です。

また、オフィスにBGMを流すことも、騒音や音漏れを聞こえにくく効果があります。

対策⑧ 二重窓にして外からの騒音対策をする

オフィス内ではなく、工事や車、飛行機などといった周辺で発生する音が騒音問題の原因の場合は、

窓を二重窓にすることで対策ができます。

対策⑨ オフィスレイアウトの見直し

1人で集中作業をするゾーンと、複数人でコミュニケーションをとるゾーンが混在していると、

オフィスの騒音が気になってしまいます。

オフィスレイアウトの見直しを行い、静かなゾーンとワイワイガヤガヤするゾーンを分離します。

オフィスの音問題の原因は様々です。適切な対策のご相談は石川金沢オフィスづくり.comにお任せください。

私たちは60年以上にわたってオフィスの内装工事を手がけており、年間300件以上のオフィス施工実績があります。

オフィスに関するお困りごとは、石川金沢オフィスづくり.comにお任せください。

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